はじめてのスタジオ練習
何事も初めてのことは緊張します!
スタジオ練習となると
「そもそも何やっていいの?」
「正しい機材の使い方なんて分からない」
と悩んでしまいます。
このような状態になっていてはいけません!
なぜスタジオ練が必要なのか!
まず学校の部室は音楽の専門学校
ということでない限り小さなアンプに
マイクがつなげるスピーカーがある
という環境だと思います。
それなりの練習はできますが
適した環境とは言えません
いくら学校と言っても
他のスポーツの部活と違って
音の出る部活は終わる時間が
早めに設定しているとある思います。
1時間練習できれば運が良いところでしょう!
なのでお金はかかりますが
しっかりとした機材の置いてある
レンタルスタジオで練習します!
今回は初心者ドラマーがスタジオでやりがちな
NG行動を5つ紹介します!
①時間をめいっぱいスタジオ練習してしまう
まず大切なことは
「時間をしっかり守る」
ということです。
その理由は大体1時間ずつ借りられますが
1時間使えることはありません。
「準備・片付け」
があるからなんですね。
上級者でも前後5~10分は使うものです。
次に使う人が待っていることが
ほとんどなので心配な人は
片付けを5分前に終わらせることを
徹底してください。
・自分
・スタジオ運営者
・次の人
全ての人が気持ちよく使えるような
使い方を心がけてください!
②使った物をそのままにして退出する
片付けができない人、意外と多いですよね。
スタジオも最初の状態にして退出することが
エチケットです。
これはスタジオによって様々ですが、
・タムを3点式にする
・シンバルの角度
・ペダルをバスドラムから外す
など、ルールがありますので
不安な方はお店の方に聞くことを忘れずに!
③ネジ類を強く締めすぎてしまう
ドラムのセッティングには
ネジ類を締める必要があります。
そのねじ類を強く締め過ぎてしまうと
どうなってしまうのでしょうか?
結論をいうと、
ネジ周りが痛み壊れやすくなってしまいます。
ねじを強く締めすぎると
特にタム類を叩いた時の力が
ネジ部分にモロに
伝わってしてしまうんです・・・。
④ネジ類をしっかり締めずに叩く
先ほど
「ねじは締め過ぎてはいけない」
と言いましたが
逆にネジをしっかり締めずに叩くのもNGです。
ネジをしっかり締めずに叩くと
絶対に機材に良くないですよね。
そして、たまにメンテナンスの
行き届いていないスタジオであるのですが
1日に何時間も叩かれ続けるため
チューニングが緩んでいる!
なんてことがあります。
ダルんダルんの状態で叩いていたら
ドラムヘッドにも悪影響。
そんな時は
チューニングキーで軽く締めてあげましょう。
こんな状況は滅多にありませんが
ドラマーなら常に常備しておきましょう。
そして、案外無くしがちなので
ストックを持っておくことをオススメします。
⑤分からないのに、人に聞かない
スタジオを借りると
分からないことがたくさん出てきます。
「ドラムのセッティング方法」
「ミキサーを使って音楽を流したい」
という人もいるでしょう。
そんな時あなたならどうしますか?
もし分からないことがあったら
すぐにお店のスタッフに聞きましょう!
何事も恥ずかしがらず
分からないことは人に聞きましょう。
スタジオの使い方は、
早いうちに学ぶべし!
やってはいけないことはまだまだあります。
でも、全てを一気に覚えることなんて
不可能です。
そして、人は失敗から多くのことを学ぶもの。
初心者のうちにたくさん失敗して、
いろんなことを吸収していきましょう!
叩けるようになってきたら周りと差をつけよう!
ドラムが少し叩けるようになってきて
周りと差をつけたい人
今回はパラディドルについです!
なぜパラディドルで
差をつけることができるのか…
パラディドルを身につけるには
日々の努力が必要だからです!
パラディドルを習得して
演奏に盛り込むまでに上達するには
長い月日を要します。
なのでいまから8分だけ、
集中して取り組みましょう!
初心者だから分からないことだらけ
という訳ではなく
僕自身何年もドラムをやっていますが
分からないことだらけです。
そこで今回は
「パラディドル」
を紹介します!
①シングルパラディドル
(RLRR LRLL)
②ダブルパラディドル (RLRLRR LRLRLL)
③トリプルパラディドル
(RLRLRLRR LRLRLRLL)
④パラディドル・ディドル
(RLRRLL or LRLLRR)
絶対マスターしておきたい基礎練習です。
右手スタートだけでなく
左手スタートもマスターしましょう!
目安は”BPM=120”まで
できるようにしておきたいです!
パラ ⇨ 1打づつ左右交互に叩く
ディドル ⇨ 片手で2打連続して叩く
という意味です。
①シングルパラディドル
(RLRR LRLL)
パラ(RL or LR)が1回
ディドル(RR or LL)が1回という意味です。
他の3つのパラディドルの
基礎となるので確実に覚えておきましょう!
②ダブルパラディドル (RLRLRR LRLRLL)
パラ(RL or LR)が2回
ディドル(RR or LL)が1回という意味です。
6連符なので曲中に入れると
曲の雰囲気がガラッと変わり
かなりオシャレです!
③トリプルパラディドル (RLRLRLRR LRLRLRLL)
パラ(RL or LR)が3回
ディドル(RR or LL)が1回という意味です。
テンポの早い曲のフィルインとして
使うことが多いルーディメンツです。
④パラディドル・ディドル
(RLRRLL or LRLLRR)
パラ(RL or LR)が1回
ディドル(RR or LL)が2回という意味です。
一目で複雑とわかるので
とっつきにくいルーディメンツですが
ドラムセットに応用できるようになると
表現力が大幅に上がります!
4つのルーディメンツを紹介しましたが
初心者の方は
「シングルパラディドル」
を中心に練習していくのが良いでしょう。
シングルパラディドルは様々なところで
使われているのでもう既に
自然と身についているかもしれません。
「なんとなくできる」
では物足りないですよね。
初めに克服すべきことは
「利き手と逆の手」の強化!
右利きの人は「左スタート(LRLL)」
左利きの人は「右スタート(RLRR)」
中心にやっていきましょう。
初心者ドラマーから脱却したいのであれば
右スタートでも左スタートでも
BPM=120以上
できるようにしておきたいところです。
ただひたすらにパラディドルを
練習することになるので
途中で飽きるかもしれません。
しかし、
今はパラディドルの大切さが
分からなくても
必ず使うときが来ます!
それでは8分だけ頑張りましょう!!
選曲が命
今回は文化祭でおすすめの曲を紹介します!
なぜ選曲が大事なのか!
文化祭で演奏する選曲は
「自分の好きな曲がやりたい」
というのはもちろん大前提ですが、
演奏を聴くのは
自分ではありません!
なので、
「バンドをしらない」
「音楽をあまり聞かない」
という人たちでも楽しめる
万人ウケする曲がいいです!
想像してみてください
自分が文化祭で友達の演奏を
見に行ったとして、
・ぜんぜん知らない曲をやっているが上手
・下手だけどCMで流れている曲をやるバンド
どちらが盛り上がれりますか?
答えは決まってますね
「CMで使われているからサビを知ってる」
「ドラマの主題歌だから歌うことができる」
これを狙えると良いでしょう!
文化祭で人気者になれます!
「この曲知らないからノレない」
「演奏が上手いけど曲に興味ないな」
という状況を避けましょう!
ぼくは中学3年生のときにドラムを始め
高校も軽音部でドラムを担当し
今は仕事をしながら
バンドでドラムを叩いています。
そんな僕がおすすめする
初心者でもドラムが簡単な曲を
紹介していこうと思います。
よかったら参考になればと思います!
Basket Case/Green Day
完全感覚Dremer/ONE OK ROCK
小さな恋のうた/モンゴル800
恋のメガラバ/マキシマムザホルモン
高嶺の花子さん/buck number
チェリー/スピッツ
夏色/ゆず
あつまれ!パーティーピーポー/ヤバイTシャツ屋さん
明日も/SHISHAMO
ワタリドリ/Alexandros
シルエット/KANA-BOON
今あなたが持っているスマホで
友達の好きな曲を聞いてみる
CM、ドラマの主題歌をチェックしておくなど
情報を仕入れておきましょう!
ドラムセットでの第一歩!
そもそもなぜ”8ビート”が
苦手になるのか?
原因はエイトビートは
簡単だと思い込んでいる
なので無意識のうちに
適当に叩いている
という状態になっている。
それではバンド演奏できません
「8ビート=初心者でも簡単にできる」
と思いがちなので気をつけましょう!
8ビートは難しく奥が深い!
そして大抵の有名な曲には8ビートが
よく使われているので
避けて通れないんです!
では、どんな練習方法が理想なのか?
今回は”8ビートのパターン
全てマスターする
練習方法”を紹介します。
文化祭であの有名な曲を演奏したい!
バンドを組みたい!
という人は、
今すぐスティックを手に取りましょう!!
これを避けて通ってしまうと
曲のコピーができない
なんかかっこ悪い
文化祭で盛り上がらない
悲惨なことに…
今年の文化祭で
「あの有名な曲を」
バンド演奏して人気者になりたい!
なら、今この瞬間から始めましょう!!
シラミ潰し練習法!
8ビートは全部で”13”パターン
1つ打ち(4パターン)
① ② ③ ④
2つ打ち(4パターン)
① ② ③ ④
3つ打ち(4パターン)
① ② ③ ④
4つ打ち(1パターン)
①
やり方は至ってシンプル!
これを今から
8分だけ根気強く
練習します!
初心者の人はBPM=100~120を目標に!
最初はBPM80でしっかり練習してください!
ここ重要!
これからドラムを続けて行くと
気づくと思います
難しいフィルができるのもカッコいいのですが
ノリの良い8ビートが
叩けるのもカッコいいのです!
8ビートをマスターするのは長い道のり、
キックのパターンを変えるだけで
13パターンもあるのです!
これら13パターンをできれば
8分の全パターンをマスターしたことに
なります。
8分のエイトビートをマスターしたということは
実はもう何曲か
叩けるようになっているんですよ!
この自分との
勝負になります。
それでは、
8分だけ頑張りましょう!!
ダブルストローク!
2つ打ち(ダブル・ストローク)
打楽器のための基礎練習メニュー
2つうちまたはオープンロールとも
呼ばれる基礎的な練習メニューです!
1つ打ちの練習(シングルストローク)と同じく
ゆっくりなテンポからだんだん速くして
自身の1番速いテンポを10秒保った後
だんだんゆっくりしていくのですが
1打目と2打目とでは奏法の仕方が違うので
解説したいと思います。
○1打目
ヘッドに当たるまでは
1つ打ちのフォームと同じですが
ヘッドに当たった後2打目を
打つ準備をするため
手首だけを素早く上方面に返します。
手で熱い物を触ってしまった時の
動作のように「アチッ!」と感じる間もなく
反射神経が働いて手は
素早く跳ね上がりますよね。
イメージとしてはこれに近いです。
○2打目
1打目後上方面に返した手首を
今度は下方面に返して2打目を打ちます。
このとき手首を下に返すだけでなく
同時にひじを上に上げることで
次のストロークの準備を行います。
手首を下に返してヘッドにスティックを
当てながらひじを上げるという動作です。
練習時のポイント
粒を揃える
1打目と2打目の音量の差が
ないようにしましょう。
2打目の音量が1打目に比べて
小さくならないように
常に意識を払ってなるべく
粒を揃えるようにしましょう。
根気よく練習
確実にできる速さで練習し
余裕ができたら急に速くするのではなく
少しずつ(テンポ2~3)
あげていきましょう。
具体的な計画を立てるといいです。
毎日15分ほどの練習を一ヶ月継続すれば
ある程度の速さまでできているはずです。
ドラムに必要な筋肉!
必要なドラム筋肉:①背筋(姿勢改善)
ドラムは上半身を使って叩く楽器です。
背筋をしっかりと鍛えておく必要があります。
世界が認めるドラマー「神保彰」さんは
背筋がピンッと伸びています!
動画などで叩いている姿を見たことが
あるかと思いますが基本ポジションが
一定で全くブレることなく叩いています。
そのためスティックとドラムの距離も
常に一定になりどんなに
テクニカルなプレイをしても
無駄のない動きでミス無く
叩くことができているのです。
姿勢が悪いまま叩いていると
どうなってしまうのか?
姿勢が悪いままドラムを叩き続けると
安定したドラムの演奏が
できなくなってしまいます。
そればかりでなく「座る」という
動作自体が人間の身体に負荷を
かけているとも言われています。
そのため姿勢が悪いまま叩くと
必要以上に身体に負荷がかかり
腰痛になったり、ヘルニアへと繋がる
可能性があります!
必要なドラム筋肉:②ふくらはぎ(ペダル奏法のため)
ツインペダル奏法をしているドラマーは
ふくらはぎが発達しています。
コピバンをしていただけあって
手数足数がマシンガンのようです。
「ふくらはぎ」を鍛えてはいません。
恐らくツインペダルを
踏み続けることによってできた筋肉
ということは高速ツインペダルを
可能にするためにはリバウンドを
意識するのも大切ですが
ある程度「ふくらはぎ」の筋肉が
必要です。
必要なドラム筋肉:③体幹(姿勢改善と上半身の安定)
スポーツ界で注目されている”体幹”。
この体幹はドラムの演奏においても
非常に重要な筋肉です。
体幹とは一体どんな筋肉なんでしょうか?
体幹とは胴体全ての筋肉のこと。
運動中の姿勢を安定させるための筋肉
とも言われていますよ。
そのため体幹がしっかりしているドラマーは
上半身がブレない
スティックのストロークが安定
力強いショットが打てる
このような好循環が出来上がり
ドラムをしっかりと鳴らすことが
可能になるのです。
ドラムはギターのような電子楽器と違い
プレイヤーの力量がそのまま生音
として表れます。
”力強いショットを正確に打てるかどうか”は、
かなり重要なものです。
打楽器の基礎 シングルストローク!
1つ打ち(シングル・ストローク)
打楽器のための基礎練習
基礎となる1つ打ち(シングル・ストローク)
スティックを用いる打楽器において
とても大切な要素です。
・脱力
・正しい奏法・フォーム
・肩・ひじ・手首の使い方
の習得ができる練習です。
これからドラムをはじめる初心者の方は
まずはこの1つ打ちで
しっかり打楽器の基礎を作りましょう。
○1つ打ち(シングル・ストローク)の練習手順
1.右左交互にゆーっくりなテンポで
叩きはじめ、20~30秒しっかり時間をかけて
自分の最も速く動かせるところまで
徐々に速くしていく。
2.自分の一番速い速度を10秒間。
3.今度は20~30秒ぐらいかけて
徐々に始めのテンポに戻していく。
常に脱力を意識する
叩きはじめのゆっくりのテンポのときは
肩を支点にひじを肩の高さまであげた後
腕の重みとスティックの重みで
ストロークしましょう。
大人の腕は平均で4kgあります。
その重さを利用するだけで
十分に音量は出ます。
ヘッドを打ったときの自然な弾み
スティックのバウンドを
拾う感覚を身に付けましょう。
叩きつけるのではなく
バスケットボールなどを
連続して弾ませるようなイメージ。
肩・腕・手首を上手に使う
1番速いテンポでは腕で叩くのではなく
手首を支点に肩や腕の力は
完全に抜きましょう。
左右のスティックがまっすぐ垂直に上がって
下りてきているか
鏡でチェックすることも大事です。
スティックの軌道が垂直になっていないと
良い音が出ません。
このメニューはウォーミングアップ
効果にもなります。
ぜひ「日課」にしましょう!