一定の音量で叩けない
シンプルなリズム・パターンを
叩いているだけでも
音量が大きくなったり
小さくなったりしてしまう。
特に初心者のうちは一定の音量で叩く
というシンプルなことが
意外と大変だったりするものです。
上級者やプロ・ドラマーでも
長いブランクがあると
このような現象に陥ることもあります。
ではなぜ
一定の音量での叩けないのか!
ドラムという楽器はいくつもの
打楽器が合わさって
1つになっています。
それぞれどれくらいの力で叩くと
どのくらい音量が出るというのが違います!
そしてドラムセット全体いうと
バスドラムスネアドラムシンバルと
適切な音量のバランスがあります。
そのバランスを保つためには
持久力を鍛える必要があります!
そんなときは
・右手ハイハット
・左手スネア
・右足バスドラ
分けて考え
それぞれ叩き方を再確認していくことを
オススメします。
右手ハイハット叩き方を確認
右手で叩くのは
主にハイハットやライドなどのシンバル系。
ドラムセット内で音量バランス
「中」
といったところです。
小指、薬指、中指のグリップのまま
腕の動きで8分音符を均等に
叩く練習をしましょう !
あくまでも中くらいの音量感を意識しながら
テンポ60 2分
テンポ70 2分
というように10ずつ上げていき
テンポ120までできるようにします!
それができたら親指、人差し指指、中指で
グリップしスティックが手のひらに
入りすぎないようにします!
腕を使ったショットより音量はさがりますので
しっかり音をだすように
意識してください!
左手スネアの叩き方確認
つぎは左手に移ります
ドラムセット内での音量バランスは
「大」
2拍、4拍にバシッ!
フルショットで叩く感じです!
右手の練習の前半と同じように
小指、薬指、中指の三本で
スティックで持ちます!
これで右手と同じく
テンポ60 2分間
以降テンポ10ずつ120まで上げ
音量や音色がかわらないように!
せっかく音量は出ていても叩く位置が
定まらないと音色が変わってしまい
音量感が損なわれてきこえていることも
あるので注意です。
右足の叩き方確認
リラックスした脱力感の中脚の重みをかけて
足の裏全体で踏み込むと思っている以上に
バスドラの低音と音圧が出ることに
気付くと思います!
この状態1拍目に四分音符1つ
3拍目に8分音符2つの王道パターンを
テンポ60 2分
以降テンポを10ずつ上げて
120まで音量お音圧が変化しないように
踏んでみてください!
最後に
最後にハイハット、スネア、バスドラを
すべて使ってリズムパターンを叩きましょう!
ここまでべつべつにやってきたことを
踏まえて右手左手右足の
音量、音色、音圧、グリップなどを
再確認しながら
テンポ60〜120まで5分ずつ
練習してみてください。
こうした1つ1つを大切にした練習から、
音量、音色、音圧のバランスが取れた
ドラムサウンドが生まれていくのです!
やることはすごくシンプルですが
びっくりするくらい効果があります!
やってみて実感するでしょう!
では今からテンポ60から90まで
頑張りしょう!!