打楽器の基礎 シングルストローク!
1つ打ち(シングル・ストローク)
打楽器のための基礎練習
基礎となる1つ打ち(シングル・ストローク)
スティックを用いる打楽器において
とても大切な要素です。
・脱力
・正しい奏法・フォーム
・肩・ひじ・手首の使い方
の習得ができる練習です。
これからドラムをはじめる初心者の方は
まずはこの1つ打ちで
しっかり打楽器の基礎を作りましょう。
○1つ打ち(シングル・ストローク)の練習手順
1.右左交互にゆーっくりなテンポで
叩きはじめ、20~30秒しっかり時間をかけて
自分の最も速く動かせるところまで
徐々に速くしていく。
2.自分の一番速い速度を10秒間。
3.今度は20~30秒ぐらいかけて
徐々に始めのテンポに戻していく。
常に脱力を意識する
叩きはじめのゆっくりのテンポのときは
肩を支点にひじを肩の高さまであげた後
腕の重みとスティックの重みで
ストロークしましょう。
大人の腕は平均で4kgあります。
その重さを利用するだけで
十分に音量は出ます。
ヘッドを打ったときの自然な弾み
スティックのバウンドを
拾う感覚を身に付けましょう。
叩きつけるのではなく
バスケットボールなどを
連続して弾ませるようなイメージ。
肩・腕・手首を上手に使う
1番速いテンポでは腕で叩くのではなく
手首を支点に肩や腕の力は
完全に抜きましょう。
左右のスティックがまっすぐ垂直に上がって
下りてきているか
鏡でチェックすることも大事です。
スティックの軌道が垂直になっていないと
良い音が出ません。
このメニューはウォーミングアップ
効果にもなります。
ぜひ「日課」にしましょう!